テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

 テニス肘(上腕骨外側上顆炎)テニスをやっている人に多く発生するためこの名が付いています。

他には主婦の方になりやすい症状です。

日常生活では、物を持ち上げる動作や雑巾をしぼる動作などをすると肘から腕にかけて痛みがでてきます。

症状がひどくなると安静時でも痛みがでる場合があります。

検査法

①トムゼンテスト

肘を伸ばしたまま手首を下から上に返します。

それに対して反対の手で抵抗をかけ肘周辺に痛みが誘発されれば陽性です。

②チェアーテスト

椅子やバッグなど重たいものを、手のひらを下に向けた状態で掴み持ち上げた時に肘周辺に痛みが誘発されれば陽性です。

③中指伸展テスト

肘を伸ばしたまま手をパーに開き力を入れ、反対の手で中指を下に押した時に肘周辺に痛みが誘発されれば陽性です。

通院計画

強い痛みが取れるまでの期間・・・1~2週間

だいたいの症状が取れるまでの期間・・・1~2カ月

急に痛めてしまったというよりも、日々の積み重ねで痛みが出ていますので、完治するまで長期を要します。

痛みをとるためには筋肉の緊張をとる必要がありますので、自宅でもセルフケアをしっかり行っていただくことで早期改善が望めます。

施術内容

患部の炎症を取るために電気治療を行います。

筋肉が緊張していると患部に負担がかかるためマッサージやストレッチを行っていきます。

注意事項

荷物を持つときは痛くない手、もしくは手のひらを上に向けて持つようにしてください。

痛みが強い場合は保冷剤などを使って冷やしてください。