ランナーズ・ニー(腸脛靭帯炎)
大腿筋膜張筋と呼ばれる筋肉は骨盤から太ももの外側を通り、膝をこえて下腿外側にまで走行しています。
大腿筋膜張筋は途中から腸脛靭帯に移行します。
腸脛靭帯が膝の骨隆起にこすれて起こる痛みを腸脛靭帯炎と言います。
上の写真のように、膝を伸ばしている状態では骨の隆起の前に靭帯が来ていますが、膝を曲げると隆起をのりこえ後ろにきます。
この動作が繰り返し起こることで靭帯が骨にこすれ炎症を起こし痛みが発生します。
ランナーに多く発生するためこの名前がつけられています。
通院計画
強い痛みが取れるまでの期間・・・1~2週間
だいたいの症状が取れるまでの期間・・・2~4週間
最初のうちはできる限りつめて通院することをおすすめいたします。
症状が軽減してきたら少しずつ間隔をあけていきます。
施術内容
患部の炎症を取るために電気の治療をメインで行います。
太ももの筋肉が緊張していると膝の外側でこすれやすくなり炎症を助長してしまうため、マッサージやストレッチを行い筋肉の緊張をとっていきます。
注意事項
運動後、痛みが強く出る場合はアイシングを行ってください。
セルフケアをお伝えしますので、毎日しっかり行うようにしてください。